2020年8月11日火曜日

「第9回定期演奏会」終了

 コロナ禍の中、御来場のお客様にもマスクの着用や半券への氏名・電話番号の記入などをお願いし、客席数も定員の50%程度82席に絞り、異例の開催となった「第9回定期演奏会」も無事終了しました。

御来場の皆様をはじめ、今回の定期公演に関わって御協力・御支援をいただいた各方面の皆様方、そして、何より本年も公演会場として会堂をお貸し下さいました酒田キリスト教会様に御礼申し上げます。


本公演の入場者数は、もぎり数でちょうど80名(パンフレット配付数は70部)。数を操作したわけではありませんが、整理券での入場が60名、招待券での入場が20名と、3密を避けるため予め想定した入場者数に奇しくも一致しました。(今後の参考に整理券・招待券の配付と入場者数の関係を、昨年度との比較で一覧表にまとめ、下に掲載してみました。)

会場では、「サポートシート」の協賛事業で管弦楽班を定期公演に度々御招待くださっている山形交響楽団の活動支援のため、寄付金への協力をお願いしたところ、32,159円もの協力金(内訳:1円*24・5円*5・10円*26・50円*5・100円*36・500円*4・1,000円*26)を頂戴しました。協力金は、協賛金等の本公演の収入の一部とあわせて、近日中に山形交響楽協会様に送金の予定です。


2曲のアンコールをあわせて9曲の演目で臨んだ今回の公演でしたが、3月の「弦楽アンサンブル・コンサート」が新型コロナの休校措置のため延期公演を含めて中止となったこともあり、2・3年生にとっては1年ぶりの定期公演、そして、6月から活動に加わった1年生にとっては、弦楽器を始めて2ヶ月足らずで迎えた本番ということもあり、生徒たちは例年以上のプレッシャーを感じていたようです。

その緊張をあまり感じさせない好演(「スタンド・バイ・ミー」「亡き王女のためのパヴァーヌ」「カノン」「ノーサイド」など)もあれば、緊張からか調子をくずしいつもならもっと素敵な演奏ができたのにと


少し残念な演奏(「教会ソナタ」「アダージョ・カンタービレ」など)もありました。

管弦楽班の定期公演ではいつも進行をお願いしすっかりお馴染みとなりました旧職員の佐々木みどり先生ですが、今回の公演では、メインとして演奏した「となりのトトロ」メドレーの語りをお願いしたところ、御好演いただき、大変好評のうちに演奏会を終えることができました。是非再演の機会を持ちたいものです。

1回限りの本番の演奏、緊張の中でも練習以上の好演につながることもあれば、苦い思いを残しつつ本番を振り返らなければならないこともあります。しかし、どんな経験であったとしても、特に本公演を最後に現役の活動から引退する3年生にとっては、この2年と半年にも満たない管弦楽班の活動が、彼らをさらに成長させてくれる糧となることを信じています。




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